外部PC制御機能付USB挿抜試験装置 「DTC2U3」
外部PC制御機能付USB挿抜試験装置(DTC2U3)は、USB2.0/USB3.0 のホスト-デバイス間に設置し、USBケーブルの接続、切断の電気的なエミュレーション、ならびにCRCエラーの誘発を行う装置です。USBケーブル挿抜時、またはCRCエラー発生時の不具合摘出、再現を可能としますので、USB機器の開発や生産工程の効率化にご利用いただけます。
特徴
- USBケーブルの電気的な接続・切断エミュレーション、またはCRCエラーの誘発を行います。
- 各種USB処理(接続・切断、エラー誘発)を自動実行する各種動作モードを搭載しています。
- 各種USB処理(接続・切断、エラー誘発)は、本体搭載のプッシュボタン、またはUSBケーブルで接続されたPCから制御可能です。
- 各種USB処理(接続・切断、エラー誘発)の設定や、自動処理手順はスクリプトを作成いただくことでカスタマイズできます。
仕様
■ハードウェア
USB3.0 信号の接続/切断制御機能 |
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USB3.0 信号の瞬断による CRC エラー誘発機能 | ・USB2.0 D+/D-の瞬断 ・USB3.0 SSTX+/SSTX-の瞬断 ・USB3.0 SSRX+/SSRX-の瞬断 |
■ソフトウェア
ソフトウェア一覧 |
外部PC制御用Windows GUIアプリケーション「DTC2U3App.exe」 外部PC制御用Windowsコマンドラインアプリケーション「MLEVGEN.exe」 |
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制御用PC動作環境 | 対応PC : USBホスト搭載のWindows PC 対応OS : Windows XP / Vista / 7 / 8 / 8.1 / 10 (32bit/64bit) |
装置外観
■インターフェース・外形寸法
■接続イメージ
動作モード
手動USB挿抜モード |
プッシュスイッチを押したとき、USBケーブルの切断(または接続)を行います。 | |
自動USB挿抜モード | 10秒間隔で、USBケーブルの接続、切断を繰り返します。 | |
手動USBエラー誘発モード | プッシュスイッチを押したとき、USBエラーを誘発します。 | |
自動USBエラー誘発モード | 10秒間隔で、USBエラーを誘発します。 |
※このモードスイッチ設定は「標準スクリプト」実行時のものです。カスタマイズした処理スクリプトを使用時のモードスイッチ仕様は、処理スクリプトの内容に依存します。
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